★ 2005/09/01 (Thu) |
■昨日と今日だけでムチャクチャな量になっています
■韓国ソースはだいぶ掴みましたが紹介している分が全てではないです;
■公式ソースの紹介が遅れているのは仕様です
■RF Onlineのoβ開始予定日
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◆ 韓国情報 - 伝説を生んだキム会長の戦いは終わらない |
●素手で '4000億大当り' 掘り起こしたキム・ジョンユル会長 / ヘラルド経済-050901 ※韓国語
(抜粋)
今度のビッグディールに対して業界では '局所を流出した'、'国内オンラインゲーム技術を海外に流した' と言う非難の声もある。しかし彼の大当りは無一文で出発して、自手成家で遂げたことだという点でそれなりの意味がある。
(略)
キム会長は今度の大当りに安住しないようだ。今度の売却代金で来年頃にモバイルゲーム事業を始めることと知られた。ゲーム市場がその間オンラインゲームを主として成長して来たが、今後は無線インターネットゲームの方が有望なことと見て新しい勝負の賭を投げたこと。IMF(危機)、IT熱風など危機の瞬間ごとに果敢なヘディングで無から有を新たにつくり出した彼の新しい挑戦に関心が集まる。
過去の経歴について書かれていますね。何度も見ているので省略。
グラビティ設立時の資本は5億ウォン。それを約5年半後に800倍の値段で売却(といっても株全体の約半分)となるわけですから、この出来事がどれだけすごいか分かるでしょう。
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▲ リネージュのハッキング被害で訴訟へ |
●ハッキング被害ユーザー、エヌシー相手に大規模訴訟決定 / GameMeca-050901 ※韓国語
リネージュの大規模ハッキング事件について、復旧措置が限定された期間の被害のみに限定された事(8/22発表らしいです)から、復旧されなかったユーザーたちは連帯訴訟に踏み切るそうです。
訴訟準備を進めてきたのは、ダウムネットカフェ・サイワールドクラブ・オンライン消費者連帯となっており、訴訟参加申込は9/5までオンライン消費者連帯で受付ということです。
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◆ 韓国情報 - 今後のロードマップに変わりが無い事をアピール |
●グラビティ、EZER社との引受合併を土台に世界最高のグローバル企業へジャンプすること / NewsWire-050901 ※韓国語
(転載)
楽しさを提供するオンラインゲーム企業グラビティ(代表ユンウンジン http://www.gravity.co.kr)は、今度のEZER社との引受合併は<世界最高のグローバル企業でジャンプするための選択>だったと公式な立場を明らかにした。
グラビティは、EZER社はすぐれた世界感覚を取り揃えた会社で、現在熾烈な競争構図をたたえている世界ゲーム市場で競争優位を占めて世界最高のグローバル企業へジャンプするためには、何よりすぐれた技術力と世界感覚が重要だという判断のもとに今度引受合併を選択するようになったとその主旨を明らかにした。
またグラビティは、ユンウンジン代表取締役を中心にした現在の経営陣には変化がないだろうし、2007までに500億を投資してパブリッシング事業を強化するという計画と、スタイリア、ローズオンライン、ラグナロクオンライン、次期作ラグナロクオンラインII、レクイエムなど既存に推進したすべての事業も相変わらず予定通り進行すると明らかにした。あわせて、にソンノリを含めた多くのパートナー社たちとの協助体制も、現在と変わりがないことでありますと付け加えた。
一方、グラビティ ユンウングジン代表取締役は“今度のEZER社との引受合併は、グラビティの企業価値を認められた結果と思う”と、“グラビティを含めて多くの国内ゲーム企業等が世界市場で伸びて行くことができる足場で、国内ゲーム市場に肯定的な役目をするでしょう。グラビティは今後の国内ゲーム業社及び、ユーザー達が合併によるシナジー效果を感じるように最善をつくすこと”と立場を明らかにした。グラビティは 9月初旬に引受合併に対する公式記者会見を進行する予定だ。
グラビティ側から記者会見の話が出たので、日本での発表も同時に行われるでしょうか。
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◆ 韓国情報 - キム会長は新会社で携帯端末向けゲームを狙う |
●「5億ウォンが5年で4000億ウォンに」クラビティのキム・ジョンニュル会長 / 中央日報-050901 ※韓国語
(抜粋)
会長は「2月、ナスダック上場過程も米国証券取引委員会(SEC)に上場申込書を提出し、135日内に審査に通過しなければ取引を始められなかった」とし「数カ月間苦しい作業をした」という。145に達する会計・経営関連の質疑に対応する作業が少なくなかった。またクラビティを牽制する米国と中国の大規模ゲーム企業が「信用できない会社」と攻撃し、これに対応するのも容易ではなかった。
(略)
キム会長は「クラビティの売却資金で来年はじめごろからモバイルやゲームフォン専用ゲームでもう1度勝負する計画」と話した。ゲーム市場がこれまでははオンラインゲーム中心に成長したが、これからはPDAやゲーム専用フォンなどを利用した無線インターネットゲームが急成長するものと見ているからだ。
以前にもキム会長のナスダック上場の苦労話を見ていた(過去ログ探せばあるかも、未確認)のですが、よほど大変だったのでしょう。ちなみに、この記事では都合の悪い話は出てきません。
キム会長の経歴は、2月上旬あたりに紹介していたと思います。
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▲ 日本発の報道はまだ |
マスコミは情報を掴んでいながら、ソフトバンクからの正式発表が無いために報道できない状況にあると思われます。週末にかけて「これでもか」というほどのニュースで溢れると見ているのですが、今日にでも緊急記者会見やらないかな?
もしかすると、サプライズ発表を行うための「詰め」の最終段階なのかもしれません。例えばの話ですが、「ガンホーと経営統合する(あくまで例え話!)」という内容が付け加えられれば、昨日の韓国を超える騒ぎになるでしょうね。推測でなく確定事項になりますから。
沈黙を守るソフトバンク、その理由は?
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◆ GRVY株式売却の日本語記事3 |
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◆ 韓国情報 - グラビティ会長にインタビュー |
●グラビティキム・ジョンユル会長、"第2のグラビティ作る" / GameMeca-050831 ※韓国語
(転載)
グラビティがソフトバンクに事実上引受されながら、売却代金4千億ウォンを手に握るようになったキム・ジョンユル会長の歩みに関心が集められている。
現在、グラビティ及びソフトバンクではずっとグラビティの経営に参加してくれるのを願うが、キム会長自身は辞任意志が確固だ。
しかし今すぐグラビティを去らない
"来年上半期まで勤めながらグラビティを助けるようになります。まだ具体的な職することが論議されたところはないが、グラビティの発展のためならしばらく何でもする予定です。"
以後も、キム・ジョンユル会長はゲーム業を発たない見込みだ。キム・ジョンユル会長が明らかにしたことによれば、韓国を基盤に新しいゲーム業社を作って第2のグラビティを夢見ていること。
"創業をするか既存業社を引き受けるかは現在悩みの中です。今まで構想したことでは、韓国を基盤に R&Dセンターを作って海外現地に一番相応しいゲームをパブリッシングして開発する形態の業社を思っています。2006年上半期頃には具体的な青写真を発表することができるようです"
"現在オンラインゲームを開発することができる技術は韓国、日本、中国などどの国にでもあるから、これ以上韓国だけがノウハウを叫ぶことは無理と考えられます。特に海外に出る場合は現地化(ローカライジング)が重要なのに、韓国開発者が現地文化を理解することはできないですね。このために海外開発者迎入にも力をつくすつもりです"
実は、一年の間中国で人気順位を博した韓国オンラインゲームが最近、中国ゲームにその位置をすべて渡していることも、こんな文化の理解と係わる事項というのがキム・ジョンユル会長の言葉だ。
ゲーム業界では、キム・ジョンユル会長が25年の間ゲーム業に携わりながら積んだ経験、最近グラビティが事業を拡張した海外パブリッシング、そして今度用意された資金が合わされたら充分に可能だという評価を受けている。
ゲームメッカが取材したところによれば、キム・ジョンユル会長はその間グラビティを運営しながら、経験して来た試行錯誤と多様な経験ができるベンチャー形式のゲーム業社を構想しているし、今度ソフトバンクとの M&Aをきっかけで韓国に基盤を置いた世界的なゲーム業社を思っている。
キム・ジョンユル会長は "ゲーム業を発つと考えた事はない。25年間ゲーム業界に身を盛って来ながら日に中毒された私に、今度日は第2の手始めだと見てくれてほしい"と “グラビティはユンウンジン代表を軸にグローバル企業として発展するのに力量を集中すること”と言った。
一方グラビティの経営陣はM&Aと関係なく、しばらく留任されることと知られた。今度のM&Aを進行しながら、運営スタッフ維持などは口頭合意が成り立った状態であり、グラビティが進行中の基本政策と事業はずっと進行される。
“今度のM&Aの件で多くの悩みをしました。実際、ナスダックには韓国企業をKorea discountとして低評価しながら、中国はChina primerと相対的に高い評価をしています。こんな面で正当な評価を受けて投資者たちにも正当な対価を与えて欲しかったです”
今度M&Aが優良企業を海外に売ってしまったという批判が出ていることに対して、各国の技術が同等な時点で韓国業社を育ててこれを通じて海外資本を誘致して、また韓国業社を育てたらむしろ韓国ゲーム産業発展にはもっと利益になると思うと、所信を曲げなかった。
またキム会長は、今後の事業を新しく始めながら、できればグラビティと相互補完的な関係を結んだら良いと、グラビティに対する相変わらずの愛情を現わした。
こんな調子なので、しばらくは風当たりが強いかもしれませんね。
ただ、韓国企業で大きく成功しているのが結局は一握りでしかないという現状、韓国外の勢力も伸びてきたことなどから、韓国内で(排他的な)一致団結を組んで対抗していたとしても、いつかは限界が来るでしょう。グラビティもナスダック上場後の伸び悩みが弱みとなり、目をつけられる結果となったのかもしれません。
ソフトバンクとの交渉はおそらく短期的なもので(少なくともナスダック上場後でしょう)、ソフトバンク側の思惑もあり早急な判断を迫られたものと思います。ただ、もしかしたらこの判断は、双方にとってプラスになる結果を生むかもしれません。
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◆ GRVY株式売却の日本語記事2 |
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▲ 所感 |
今までに無いほどの話題性を生みだしたグラビティ株売却の話ですが、韓国では有名なゲーム業者が日本の投資企業に乗っ取られるという不安感が先行していて、騒ぎが大きくなっているように見えます。
現実は、経営権が移っても業務面での大きな変化は無いと見ています。もっとも、不採算部門の整理や主力部門の強化、ゆくゆくは組織改編など、将来的には変わってくるのかもしれません。
まずは今ある労働力を大切にし、どれだけうまく使いこなしてやるかが重要です。組織の一員として養われてきた人達が流出してしまうと、企業は壊滅的なダメージを受けます。お金だけではどうにもならない部分があります。私が言うまでもないことですが・・・。
また、日本企業と韓国企業とでは距離感があったり、そもそもの意思疎通が難しかったりということもありそうです。そこをどう切り抜けていくかに注目。
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◆ 韓国情報 - グラビティはガンホーが引受? |
●グラビティ、"500億投資相変わらずだ" / アイニュース24-050831 ※韓国語
(抜粋)
この会社ユンウンジン代表は "ガンホーは現経営陣を中心に、グラビティが独自的に企業価値を最大限高めるようにするという経営方針を立てている" と明らかにした。
だから、これからの投資計画やゲームポータル事業などは相変わらず安定的に推進することで自信した。
ユン代表は "グラビティとしては今度、ガンホーとの協力で新しい機会を新たにつくることができるようになった" と、"第2の跳躍を通じて名実共にグローバルゲーム社で立ち上がる" と覚悟を明らかにした。
また、グラビティとゲームポータル事業を共同で推進中のソンノリのイワンスル代表は "ガンホー社でも私たちとのゲームポータル事業に対して肯定的な立場を表示して来た" と、"今後とも大きい変化がないことに予想する" と言った。
このインタビューだけを見ると、社名はグラビティのままだったとしても「ガンホー韓国法人」的な印象を受けます。実際、どのように事業を成功に導いていくのでしょうね。
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◆ 韓国情報 - 関連ニュースまとめて |
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