■11/14 「第一回ガンホーオフラインミーティング」質疑応答を追加 / 041125
■アンケート集計結果
■不正ツール取り締まり
■サービス運営全般
■ユーザーとの対話のあり方
■セキュリティ対策
■その他
とりあえず少しだけ書いてみます。
他の方なら、もっとすばらしい突っ込みが入れられると思います。
("不正ツール取り締まり"より)
――ユーザーから送られてくるBOT報告などのスクリーンショットは、どのように活かされているのでしょうか?
(ガンホー) ユーザーの皆様からご報告いただきましたスクリーンショットなどは、リスト化されゲームマスターチームで調査を行います。基本的には不特定多数の方より複数回にわたってご報告いただいた件から優先的に調査を行う形態をとっております。
自発的な調査は行っていないということでしょうか?
本来、ユーザーの協力が無くてもきちんと取り締まるべきものなのです。
("サービス運営全般"より)
――ヘルプデスクやゲームマスターの方は何名くらいですか?
(ガンホー) ゲームマスターとカスタマーサポートのスタッフは全てのアトラクション合わせて43名となります。
("サービス運営全般"より)
――ゲームマスターの中にアルバイトの方はいらっしゃいますか?
(ガンホー) 過去にゲームマスターサポーターという形でアルバイトの学生を2名採用したことはありますが現在は全て正社員での雇用形態となっております。
サポート体制を強化するつもりが全く無いような人数ですが、増やさないのですか。
("不正ツール取り締まり"より)
――2004年夏に不正ツールパッチを当てBOTに効果があったのにもかかわらず、夏以降止めたのはなぜですか?
(ガンホー) 根本的な原因としては、クライアントとサーバー間で行われているパケット(※2)の脆弱性が問題としてあります。不正ツールの作成は組織的に行われているため、これに対抗するためにはゲームシステムの基本的な改修が必要となります。
今年の夏にグラヴィティ社からゲームマスターを派遣してもらい状況を見てもらいながら、技術的な暗号化対策を行いました。
しかし、インターネット上での情報伝達は予想より早く、程無くして解析されてしまいました。その後、何週間か暗号パターンを変更しましたが、一時的な対策にしかなりませんでした。
状況を重く見たグラヴィティ社より「システムの改修も含む抜本的な打開策を検討したい」との打診があり、双方で協議の上、暗号化対策を終了した、という経緯になります。
※2「パケット」:ネットワーク上を流れるひとかたまりのデータのこと
("サービス運営全般"より)
――ガンホーがどこまでできて、グラヴィティ社がどこまでできるのかを教えていただけますか?
(ガンホー) 契約上の問題で全てをお答えすることはできません。
ゲームプログラムだけの話に限って言うと、弊社でカスタマイズが可能なのはNPCのセリフや動作を制御するスクリプト(※3)部分だけとなります。不正ツールの原因であるパケット通信などのソースコード (※4)は弊社では保持しておりません。
※3 「スクリプト」:簡易なプログラムのこと
※4 「ソースコード」:コンピュータープログラミングをする際プログラム言語で記述された設計図のこと
不正ツール対策は完全にグラビティ任せということが分かりました。ガンホーがあちらに要請を出し続けているのかどうかは分かりませんが、結果としては進展がまったく無いわけです。今後も、当てにならない「取り締まり」のみでやっていくということでしょうか?
("サービス運営全般"より)
――ゲームマスターのプライベートアカウントを把握されているとの事ですが、ウソの情報などでアカウントを取得したり、ネットカフェで遊んでいるということは無いのでしょうか
(ガンホー) ゲームマスターは社内で仕事をしているだけではなく、オフラインイベントなどで社外での仕事もありますので、プライベートでコツコツと育てている時間はないと思います。
よく聞こえません。プライベートの時間すら取れないほど過労状態なのですか?
("サービス運営全般"より)
――24時間のGM(ゲームマスター)コールの実装は考えていますか?
(ガンホー) ラグナロクオンラインの構造がGMコールを想定して作られていないため、考えておりません。
サポートの人数が足りないからと、素直に答えないのはなぜですか?
("サービス運営全般"より)
――様々なオークションサイトでリアルマネートレードが行われていますが、対策はとっていますか?
(ガンホー) 該当のプロバイダに対して、削除要請は行っております。
しかしながら、リアルマネートレード行為自体が法律違反、オークションサイト側の利用規約違反ではないため、最終的にはサイト管理者側の判断にゆだねる形となり、取締りの効果が上がっていないのが現状です。
リアルマネートレードに対しては、継続して各サイトへの削除要請を行いながら、今後法的観点や業界団体として規制できるよう働きかけを行ってまいります。
関連会社にて大量に出展されていますが、これですらどうにもできないのですか。
ガンホーがいくら禁止を唱えても、「ソフトバンクとしてはRMT容認」と解釈しますよ?
("サービス運営全般"より)
――今回転生システムの実装が遅れることになりましたが、転生に関わらないでゲームバランスを損なわないシステム(ジョブ補正値、スティールの成功率など)のみをアップデートすることはできませんか?
基本的に韓国サクライサーバーにアップされているものは、韓国内でのサービスを前提としている内容と海外向けのバランステストとなります。テストの結果、実装が見送られるものもあり、最終的な判断はグラヴィティ社の判断となり、実装される場合はパッキングされた上で海外に送付されます。 グラヴィティ社側は世界中でのサービス展開を活発に行っているので、日本や台湾に関してはある程度まとめた形でのパッキングを行っていきたいとのことです。さらにワールドワイドでパッチのタイミイングを合わせてバージョン管理を効率的に行いたいとのグラヴィティ社側の方針もあるので、一部だけ抜き出して実装することは難しくなってきています。
バージョン管理を効率的に行いたいなら、少なくとも韓国以外のパッチタイミングを全て合わせたほうが?
("サービス運営全般"より)
――現在のサービス状況を自己評価すると何点ですか?
(ガンホー) 100点と言いたい時もあり、0点と言いたい時もあります。
何に100点をつけたのか教えてください。
("サービス運営全般"より)
――ラグナロクオンライン公式サイトのファンサイトリンクがいつまでたっても「工事中」となっているのは何故ですか?
(ガンホー) 過去にいくつかのファンサイトに声を掛けたことはありますが、その際に公式サイトからリンクを張ることによりアクセス者数が増加し、結果的にファンサイト側のサーバーがダウンする可能性を指摘されました。この問題に対し、弊社ではファンサイトを支援する目的でサーバーを貸し出すことも考えておりました。
未だ実現に到っていないのは、2004年の間にアップデートが重なったり、マイグレーションなどが実施され、十分な検討を重ねる余裕がなかったことが原因です。
ファンサイトリンクの計画自体は消えていないので、ファンサイトリンクがどのような形で実施していくことがベストな方法かを再度検討していきます。
知る限りでは、声をかけられたと明言しているサイトがありません。
("サービス運営全般"より)
――有料オプションでも良いので、5キャラスロットに対応できませんか?
(ガンホー) ラグナロクオンラインのプログラム仕様上、有料オプションには対応できません。
5スロット化しても損するだけなのでやらないそうです。
("サービス運営全般"より)
――日本独自仕様でのサービスは考えていますか?
(ガンホー) 日本独自で実装された仕様はアマツがありました。実際にアマツを実装するタイミングでグラヴィティ社との話し合いの中で他国でも実装したい、また他国の独自マップも日本に持って来たい、という話がありました。実装する仕様などもワールドワイドで統一した方が問題の洗い出しや解決の近道になるため、基本的な部分については統一していくという方針になっています。
グラビティの開発サイドから「日本独自はデマ」と明言されていましたが??
("サービス運営全般"より)
――投稿フォームの処理は、どのように行われていますか?
(ガンホー) ヘルプデスクの処理の仕方はカテゴリによって異なりますが、報告系のカテゴリについては24時間以内に一括処理を行いエクセルに落として、担当者ごとに振り分けを行います。
また、ご意見/ご要望に関しても処理方法は基本的に同じですが、まずカスタマサポートにて確認した上で、サービス改善に繋がる内容や重要な内容は担当者に振り分けるようにしています。なお、上層部への報告は2週間に1度の割合で見やすい形式にして報告を行っています。
つまり、上層部は現状を知らないのですね?
("サービス運営全般"より)
――今回の内部告発記事に対して「事実無根」と告知をされましたが信じても良いですか?また雑誌社に対する法的な対応は考えていますか?
【ガンホー】 今回の告知は、ユーザー様から多くのお問合せをいただいたり、掲示板などでの状況から混乱を防ぐ意味で迅速な対応を行わせていただきました。
告知を行った時点ではどのような雑誌か判明していなかったので、後日入手した上で事後対策を広報関係者や弁護士などと検討いたしました。最終的な結論としては、根拠の無い誹謗中傷記事に対しては今後一切対応は行わないという会社方針になりました。
(補足)各部門への事実確認の元、告知を行いましたが、
その後も、迅速に全従業員ならびに関係者に対し、
意識調査を含めた事実確認のヒアリング調査及び、
品質管理部門においての内部アカウント調査を行った結果、
記事にございますような内容は一切無い事を再度確認しております。
ただし、今後も継続的にサービス業としての意識を高める為、
定期的なヒアリング調査などを実施して参る所存です。
告知を行った時点ではどのような雑誌か判明していなかった???